(・・・やまがもうおしまいなんて ゆっくりできないおはなしどうつたえれば・・・ ・・・ドスは・・・ドスは・・・このむれを・・・) しばしの沈黙 「どうしたのぜドス?」 「ゆっくりできないことでもあったの?」 「どしゅ?ゆっくちしちぇいっちぇにぇ?」 「むれのみんなをあつめてほしいよ・・・ とってもだいじなおはなしがあるよ・・・」 どう転がっても群れの壊滅という残酷な答えしか 導き出せないドスは静かに決断した…(続)
「ゆっくりおかえりないドス ドスがぶじでれいむすっごくゆっくりできるよ」 「ドスがかえったのぜ もうあんしんなのぜっ」 「おかえりなしゃいどしゅ〜っ♪」 「みんなドスがゆっくりかえったのぜ」 ドスの指示なのか群れのゆっくり達はおうちの中で おとなしく待機していた様だ 統制のとれたこの群れは他の群れとと比べると 数が少なく温厚な個体が集まっているらしい