「すんません…あいつ飼いゆとしてはまだ未熟で… やり辛かったら言って下さい 僕達が辞退しても明日にはすぐ変わりのおにいさんが 来るし山の情報も知ってる限りは全部伝えますんで…」 「んあ?構わんよー鬼威惨も色々大変だのう? まあ殺れる事は出来る限り殺るから」 「おねーさん(病)のふらんは完璧飼いゆっすね」 「御互い苦労したでござる…何度シバいた事やら」 山の天気は明日も快晴 まさしく絶好の駆除日和であった…(続)
「ドスは僕の飼いゆですし こいつが変な真似する様ならこちらで責任もって…」 「ドスはおにいさんをうらぎらないよ ・・・ドスはくじょのこともゆっくりりかいしてるよ ドスのおねえさんもいつかゆっくりできなくなるのを わかっててやまにのこってる・・・ せめてドスが・・・ドスのおねえさんを えいえんにゆっくりさせるのを てつだってあげないと・・・だめなきがしたよ・・・」 鬼威惨がドスを少しキツい目つきで見据える 「ドス…そういう話は止めなさい…」 「・・・ゆう・・・ゆっくりごめんなさい」
この飼いゆドスの姉ドスが群れの一部で まだ長をやってるらしいが せめて最期位は少しでも近くにと ドスにせがまれて駆除の参加を決心したらしい (あー…やっぱり面倒な事になってきおった…) 「そんな面倒臭そうな顔せんで下さい… サポートに関しては私情無しで務めますから」 「…まあ、そういう事ならこっちは無問題 ただおねーさん駆除に関しては頑張っちゃうぞ?」
おねーさん(病)一行はおうちで会議中 どうやらこのおうちは山の群れから近い拠点であり 鬼威惨とドスの寝泊まりはここで おねーさん(病)とふらんが寝泊まりする場所は 別にあるらしい 鬼威惨の話によると飼いゆのドスは この山の群れが荒れ始めた頃に逃げてきた 元野生のドスで群れに詳しい為 今回のサポート役に志願したとの事 ただしドスが元群れのゆっくりなので 情が絡むのはまずいと判断し鬼威惨とドスは あくまで無線機から遠方からのサポートに徹する様だ