Skribulous about 13 years ago Yet once again, the "Take It Easy Reflex" leads to the yukkuri's downfall. 0 Reply Copy ID
「お待たせドス♪みんなのあんよ焼いたよ♪」 「・・・ぐぞぉ・・・ごろじでやるぅ・・・」 「君の狩りの上手な仲間たちは動けそうにないし おねーさんと競争してみっか? 群れに残ってるおかあさんとおちびちゃんを 潰しに行くから阻止してみてね?OK?」 「・・・っ!? やっやべろぉおおおおおおっ!!」 「アハハハっ♪リアクション上手だな君は♪ 必死に追いかければもしかしたら 助けられるかもしれないぞよっ? はいそいじゃ、3・2・1・スタートッ♪」 「うぁああああああああああああああああっ!!」(続)
「おねがいやべでぇっ!!おうぢがえるぅっ!! おうぢがえじでぇえええああああぎぃいぁああ!!」 「お客様 焼き加減はレアで宜しいですかぁ?」 「あづっ・・・やべでぐだざっ・・・ ゆるじでぁああああぎぃいいゅぉおおおおおおっ!!」 「がえじで・・・おうぢがえじで・・・」 「ばりざのゆっぐりじだあんよがぁあああああっ!!」 「しっししぬのぜ・・・みっみみみんな ゆっくりしないでしぬのぜ・・・おわりなのぜ・・・」
どれ程、経っただろう 10分? 20分? もしかしたら一年位? 嫌な事ほど長く感じるのはゆっくりも例外ではないらしい (自称)かりのうまいゆっくりしたゆっくり達は 一度も枝を振るう事無く地に倒れていた 「みんな寝る時間には早過ぎでっせ?ケケケ♪ それじゃあ、おねーさん これからみんなが逃げられない様にあんよを焼くぞ♪」 「「・・・っ!?」」 地獄の時間は終わらない 群れのゆっくりが永遠にゆっくりするまで終わらない…
総合的に体力の欠けるゆっくりの長距離移動 今や息をする事すら辛い状態のゆっくり達 それに加えて真夏の山の気温は更に体力を削り 極め付けのノンストップすーぱー挨拶たいむ ゆっくり達は度重なる疲労で不安しか頭になかった このにんげんをほんとうに せいっさいできるのだろうか・・・ いや・・・それよりも・・・ おうちにかえることができるのだろうか・・・
ドスが作戦開始を告げようとした時 「ゆっくりして逝ってね!!」 おねーさん(病)がゆっくり達に元気よく挨拶をする ドスを含めたゆっくり達は 今まで必死に咥えていた枝を落として元気よく返事をする 「「ゆっくりしていってね!?」」 「ゆっくりして逝ってね!!」 「「ゆっくりしていってね!?」」 どうやらおねーさん(病)の作戦は 随分と前から始まっていたらしい…
元いた場所から少し離れた場所で おねーさん(病)とゆっくりの行進はピタリと止んだ ゆっくりからすればかなりの距離を進んだため 皆、疲労が溜まっており 枝を咥える事すら億劫になっている おねーさん(病)を見たドスだけが違和感に気付いた (・・・? あれ?かわいくないふらんがいないよ? にげたのかな?・・・まあいいや・・・ ゆっくりしてないにんげんも ゆっくりしないでにげるのをあきらめたみたいだし こんどこそ・・・ すーぱーせいっさいたいむ はじっまるっよっ!!)