「ゆ゛っ゛ひ゛ぃ゛い゛い゛い゛い゛っ゛!! ぐるなぁあああばげものぉおおおおおおっ!! おがあざんがえぜっ!!おめめがえぜっ!! びごびごがえぜっ!!おがざりがえぜぁああっ!! ごのあぐまぁあああっ!!じねぇえええええっ!!」 「ゅ・・・う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!! て゛た゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!」 あまりにも変わり果てた姿となった おとなりさんの子れいむが暴れる様にに発狂していた この子れいむをお母さんれいむの所に 『ゆっくりしないで連れてってあげる』という ふらんの提案は後回しになったらしい(続)
「なん・・・なのぜ・・・なんなのぜこれは!? なにがおきてるのぜ!? ま・・・まりさおうちにかえるのぜっ!! ・・・ゆっくりしないでおうちかえるのぜぇっ!!」 一刻も早く気味の悪い『これ』から逃げて お母さんれいむに知らせようと まりさはあんよを返しおうちの方向に振り返る
積み重ねられたゆっくりの死骸の山 辺りは胸やけする位に甘い匂いが広がっていた 「・・・ゅ・・・っ・・・?」 子まりさは一言も発せずにその場に固まっている 『訳の解らない塊』 ただ一つ子まりさにゆっくり理解できたのは 得体のしれないこの塊が とてもおぞましいものという事だけだった
「・・・ゆ〜ん?どこにいるのぜ? おとなりのおかあさんもおうちにいないのぜ?」 家の付近でおとなりさんが ふらんに襲われた事を知らない子まりさは おうちの近くで点々と続く餡子に気付いた 「ゆゆ・・・なんなのぜこれ? ゆげぇ・・・くっさくさなのぜ・・・ このさきからもっとにおうのぜ?なにがあるのぜ?」 子まりさが草を掻き分けるとそこには
「まりさ、ゆっくりあそびにいってくるのぜ」 「ゆぅ・・・またおとなりさん? いまはこわいにんげんとみんなが たたかってるだいじなときなんだよ?」 「だいじょうぶなのぜ にんげんがゆっくりにかてるわけないのぜ」 「・・・ゆん・・・わかったよ・・・ でも、すぐにかえってくるんだよ?」 心配するお母さんれいむを置いて子まりさは一匹で おとなりの子れいむに会いに向かった その子れいむが先程 ふらんにお母さんを食べられたのも知らずに…