「ゆ゛っ゛・・・ほ゛は゛っ゛!?」 やはり消化能力の限界を超えていたようだ ドスは自ら吐き戻した消化しきれていない ドロドロの餡子の上にドチャリと倒れ込む 「も゛・・・も゛っ゛と゛・・・ ゆ゛っ゛く゛り゛・・・し゛た゛か゛っ゛・・・」 ドスはゆっくりした仲間達の残骸の上で 誰にも聞こえない位に小さな声を発して 静かに永遠にゆっくりした…
「それで良かったか? …良いわけねえだろ 久し振りだ 遊ぶ前におもちゃを取り上げられたのは ツギハキヲヒキシメテイコウ ソウシヨウ」 ケタケタと笑うおねーさん(病)を見て ふらんは得体のしれない悪寒に身を震わせる 元よりふらんはおねーさん(病)に 絶対服従はしていたがこの時 生物として越えられない壁を再認識させられた(続)
「・・・しんだ」 「…死んだのう」 「ががっ・・・おねーさんが ゆっゆっゆっくりしてるのはめずらしいね? ぐぎ・・・あのドスをせいっさいするとおもってた」 「先手を打たれていたでござる… 群れの仲間と一緒に潰すつもりだったが 先に共食いしてたのじゃ…予想外です…」 「・・・ぐぅおごごごご? よくわからないけど・・・それでよかったの?」 「割り込むのも面倒だったし… 先に狂っちゃってたからのう…」
「ト゛ス゛や゛っ゛た゛よ゛み゛ん゛な゛を゛ ゆ゛っ゛く゛り゛ま゛も゛っ゛た゛よ゛っ゛!! む゛れ゛の゛み゛ん゛な゛は゛ い゛っ゛ぴ゛き゛も゛わ゛た゛さ゛な゛い゛っ゛!! わ゛た゛さ゛な゛ぃ゛い゛い゛い゛い゛い゛っ゛!!」 群れの一部とはいえ存外な量を食し続けたドスの体は まるで水風船の様に膨らんでいる ある意味ではぷくーを超えた さいっきようの威嚇に見えなくもないのだが… 「み゛・・・ん゛・・・な゛・・・ ゆ゛・・・っ゛・・・く゛・・・り ゛・・・!?」