(市の職員が山に出入りしていた時も おにいさんはドスを説得していたらしいからね 市の職員に聞いたら すぐに今どこにいるか教えてくれたよ 人とゆっくりの共存実験をしている研究員だっけか? おねーさんには小難しい事は解らんが… まあ、労力の割にはスッキリできない仕事でござった) おねーさん(病)はふと携帯のディスプレイを見る 「そうそう…最後まで面倒はみないとね…」
「この先でおにいさんと仲の良い群れがあるんだ お前達も群れに入ってくれないか? 絶対に悪い様にはしない…どうだろう?」 「ゆっくりしていってねぇえええええええええっ!! ドスとたくさんゆっくりしていってねぇええっ!! おにぃざぁああああああああああああああんっ!!」 「そうか…来てくれるか…すまなかったな… すまなかったなぁ…ドス…本当にすまなかった…」 「ドス・・・とってもうれしそうなのぜ」 「ぼうざっぎがられいむのなびだが どまらないでじょおおおおおおおっ!?」
「辛い目にあわせて悪かったなドス こんな事になるなら無理にでも 連れて行くべきだったのかもな…」 「おにいさんっ!?」 「しりあいなのぜ?」 「ゆんっ!! むかしドスのむれにきていろいろ おしえてくれたやさしいおにいさんだよ!! ・・・ゆ・・・でもどうしてここにいるの?」 「うむ…実はな…」
「くっけっけっ・・・いまそっちに行ったぜぇ!! 後は煮るなり焼くなり好きにするでござる ああ?ご機嫌だねってか? ならいでかっ!! これだから善良饅頭との交流は止められんぜ!! やっぱ最後まで面倒みないといけないよなぁ!! ヒィ~ッヤッハッハッハッハッハッハッハァア!!」
「みんなもうすこしだよ ゆっくりがんばろうね」 「おねーさんがおしえてくれた ゆっくりさんびきがいきていくには じゅうぶんなばしょっていうのはこのさきなのぜ?」 「ゆぅう・・・ぞうみだいだね・・・」 「れいむいつまでないてるのぜ? せっかくおねーさんがおくりだしてくれたのぜ ・・・これからはわらってすすもうなのぜ?」 「ゆん・・・ぐす・・・そ・・・そうだね♪ れいむまえむきにいきるってきめたよっ!!」