「やっぱり『じゃお』とこまちはみはりだめうさ」 「かんべんしとくれよ・・・うぅ・・・」 「ぜったいだめうさ・・・とおりすがりの だいちゃんのほうがいいしごとしたうさ ・・・うさ? こまちしーしーもらしたうさ?」 「いきなり『びりびり』されてびっくりして・・・ それで・・・だれにもいわないどくれ・・・うぅ」 「・・・はぁ・・・あしたからざつようがかりうさ」
「おっと、うごくとあぶないよ これだけちかければ『びりびり』されても ゆうぎのつのをさせるかもしれないぞ?」 「ちっ・・・そうりょうむすめさまは?」 「すーぱーこうさんたいむだってさ」 「・・・ゆっくりりかいしました いくもこうさんします・・・」 「あっさりしてるねぇ?」 「いくいっぴきではさすがにかてませんからね」
「たのしいですね・・・ こんなにゆっくりできるのははじめてです」 「いく・・・ゆっくりしないでもうやめましょう ひなはこんなたたかいゆっくりできない・・・」 「どうしてそんなこというのです・・・ ひなの『くるくる』といくの『ぐるぐる』 どちらがよりゆっくりできるか いまこそけっちゃくをつけましょうっ!!」 「いく・・・かなしいことになるわよ・・・」