「ゆっくりおはよう・・・おはなさんたち・・・ るーみあたちもみてみなさい? こんなにうつくしいこうけいはそうはみれないわよ?」 「やっぱりゆうかのおうちにあるごはんは いいにおいでおいしいね・・・むーしゃむーしゃ」 「くさってないしなー・・・むーしゃむーしゃ」 「おそらをとんでいくはなびらはどこかかなしい・・・ でもこんなにもうつくしいのよ・・・すてきでしょ?」 「きのうはおなかいたくてごはんたべてないからなー♪」 「もうすっかりなおったみたいだね?」
「ゆっくりおはよう ゆうかもうだいじょうぶかい?」 「なにがよやまめ?」 「るーみあがしんだらどうしようって おちびちゃんみたいにわんわんないてたから・・・」 「やっ・・・まっ・・・めっ・・・」 「うん、なんでもない!! ゆっくりしないでなんでもない!!」 「そこにいるのはやーまなのかー? くらくてなにもみえないぞー?やーまなのかー?」
「おはゆうかー♪」 「あら、ざんねん・・・いきてたのね?」 「ながく・・・そしてくるしいたたかいだった・・・」 「くさったゆっくりなんかたべるからそうなるのよ」 「そうなのかー ゆうかがくれたくさがなかったらしんでたな」 「・・・だいじなくさはなをつかうのはこれっきりよ?」 「ゆっくりごめんよー」
「「ゆうかっ♪」」 「ゆ・・・ゆぅ・・・みえすいたおせじね・・・」 雑食のゆうかと捕食種のるーみあ、やまめが 小さな花畑をおうちにして仲良く暮らしていた このたった三匹のゆっくりが 山の生態系を守っているのだろうか? 無論そうではない 色々と理由があるのだ… _________________________ 「花よりあんこ」(続)
「・・・なによなによ・・・ふぇ・・・」 「ゆっ!!いや・・・ちがうんだよ?」 「そうだぞゆうか? きれいなおはなをみながら たべるごはんがさいこうなんだぞー」 「そうそうやまめたちはごはんも きれいなおはなもすきだけど もっとすきなものもあるんだ・・・」 「なによ・・・?」