「かみのけあんこまみれだぞゆうか? すーぱーきれいきれいたいむぺーろぺーろ♪」 「・・・さっきはどうしておくれたのよ?」 「やーまがまりさとくっついたんだー」 「あら・・・やまめったら・・・」 「ゆうかとるーみあのことはやまめにいうか?」 「べつに・・・かくしてるわけじゃ・・・ はなしてきをわるくしないかしら・・・ゆぅ・・・」 _________________________ 「花よりあんこ」(続)
「おつかれなのかー?」 「ゆわっ!? る・・・るーみあ!?」 「ゆうかいっぴきのときはむちゃしないで にげながらじかんをかせいだほうがいいぞ? さいきんゆうかはつかれやすくなってるしな」 「ゆぐ・・・わかってるならいそぎなさい・・・ やっぱり・・・るーみあにはばれてたのね・・・」 「つきあいながいからなー」
(それにしても・・・つかれた・・・ きょうはあぶなかったわ・・・ ゆうかはにひきみたいにいつも ゆっくりをたべてるわけじゃないし ゆっくりあいてにかりもしない・・・ だからにひきよりつよくない・・・ いつか・・・ころされるかもしれないわね・・・ そうしたらおはなばたけはどうなるのかしら・・・ こんなみじめなすがた・・・みられたくないわね)
「あの・・・ゆうか・・・つぎはちゃんとするから」 「そうね・・・ このおはなばたけがあるかられいむやまりさが いつもいつもしんにゅうしてくる やまめとるーみあはおはなばたけのおかげで ごはんがたべられるのよ おなかぺこぺこでやまをまよいたくなかったら ゆっくりしないでたくさんがんばることね・・・」 「・・・ゆん・・・ごめんなさい・・・」 「・・・そろそろいっぴきにしてくれない? にひきはしばらくかおをださなくていいわよ・・・」
(すこしきびしくいいすぎた・・・ でもほんとうのことなの おはなばたけがなくなったらたいへんなのよ ゆうかはなんでもたべれるけど やまめとるーみあはここにいても ごはんはたべられなくなるの・・・ ゆうかはしってる いくらやまめとるーみあがつよくても むれみたいにたくさんゆっくりがいるところにいけば にひきはぜったいにころされてしまう ここにいればあんぜんなの・・・だからがんばって)