「ちょっと!!いくをなかせたわねこのおちびっ!! あっ!!むりやりちゅーしようとしてたんでしょ!!」 「・・・ほんとうにいくがそだてたうさ?」 「その・・・え~と・・・あのですね・・・ むかしはいいこだったんですよ!!ほんとうに!!」 「なんとかいいなさいよ!!このへんたい!!」 「・・・うさぁ」 「・・・ゆひっ・・・お・・・おゆるしください・・・」 __________________________ 【てゐ督の決断】(続)
「そんなにてんこがだいじなら どうしてそばにいてあげないうさ・・・ さいごまでみすてちゃだめうさ・・・ だいじなものは・・・ なくなったらかなしいものうさ・・・ ずっとずっとくるしいうさ・・・ ここまでいくについてきたてんこを いまさらいっぴきにして かなしませるのはとってもひどいうさ・・・」
「すまんうさ・・・きまりうさ・・・ いくはまずきょういくがかりになるうさ」 「・・・!?」 「いくはりっぱなおかあさんゆっくりうさ・・・ てゐたちもてつだうからがんばるうさ・・・」 「でも、そうりょうむすめさまは・・・」 「さいしょのにんむは『てんこのきょういく』うさ」 「てっ・・・てゐ・・・『てゐとく』・・・」 「ゆっくりしてゐってね!!」
「ぞんなのわがってばず!! づらいどぎもがなじいどぎもだのじいどぎも じあわぜもずっどいっじょだっだんでず!! ぞうりょうむずめざまどずっどいっじょに いだいにぎまっでるじゃないでずが!! もじがじだらにひぎども ぜいっ ざいっ ざれるがもじれないがら おねがいじだんでず!! じゃなぎゃごんなごどいいだぐありばぜん!! でぎるごどならばなれだぐなんがありばぜんよ!!」
「なるほどうさ・・・ゆっくりりかいしたうさ てんこはゲスでいくはひきょうものだったうさ・・・」 「ゆっ!?」 「ちがううさ? てんこをせいかくわるくそだてておいて いくはてんこをみすてたうさ おまけにむれにおしつけようとしてるうさ・・・」 「ゆぅ・・・それは・・・」 「いくはてんこなんてどうでもよかったうさ てんこよりさきにしんであとは てんこがどうなってもしらんぷりうさ・・・」