Artist's commentary
みちとのそうぐう!
いつも、夏になると思いだす事があります。子どもの頃、学校の帰りに初めていつもと違う道(山道でした)を通った時。途中、実家周辺のド田舎には珍しい、立派な石段と鳥居付きの神社を見つけました。「なんか見つけた!」と喜び勇んで境内に入りこむと、一人で掃除をしていたらしい巫女さんが驚いたように私を見ていました。そしてなぜだかやたらと早く帰るよう言われ、結局お茶とお饅頭をごちそうになりました(食ったら帰れ的な)。食べながら巫女さんにいろんな昔話を聞かせていただいたような気がします。後日、またあの神社に行って話がしたいと思ったのですが、山道のどこを探しても神社が無い。親に聞いても、あそこに神社なんぞ無いという事でした。私が行ったあの神社は、あの巫女さんは一体何だったのでしょう?もしかしたら、幻想郷は本当にあるのかもしれないと今でも信じています。※今回クリーチャー系ホラーです。閲覧注意。※2ページ順間違えてたので上げなおしました。すみません・・※3コメント欄でもありましたが、ラストのページは霧島氏のお姉さんシリーズにあるキャラ設定を意識しております。勝手にやらかして申し訳ございませんでした。