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Artist's commentary
謎の足跡化石と復元図
石炭紀の地層から不思議な足跡化石が発見された。柔らかい地面を跳ねて移動したような痕跡と、二対の触手状の器官を用いて体重移動をした形跡が見られた。復元された生物はまるで饅頭のような姿で、既知の生物のどの種にも似ている物はなかった。この生物の表皮はやわらかくもっちりしていて、地面をゆっくりと移動していたと見られるが、車輪状の移動痕も多く見られ、何らかの道具を用いて「スィー」と移動することもあったと考えられている。足跡化石は広い範囲で見つかり、単独で生息していたとも群れをつくっていたともされ結論はでていない。ただ、生物そのものの化石は未発見であり、その実在を疑う声も一定数ある。
学名はユックリシテイッテネ・ソンナコトヨリオウドンタベタシス。