我が子が苦しみながら逝く様を見せつけられ、れいむの精神は瓦解寸前だった。子を愛する気持ちが強いが故に、死に瀕している自身の状態も考えられない程に。「ゆぁあっあっあっああああっ!!!」れいむの口からこぼれるのは、雄叫びじみた慟哭だけであった。
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